「地名＋"夜"」で有名な曲と言えば「サンフランシスコ・ナイト」に「サテンの夜」…しかし「シンガポールナイト」とは、はて…？ その不思議でちょっと怪しげな店名の響きに惹かれ長浜公園前のビルの８階にあるドアを開けると、そこには魅惑の宵が待っている。 別段、派手なオネェチャンも賑やかな若者もそこにはいない。 洒落た小物達、何十種類ものドリンク、そして博多のROCKを生き抜いてきた鬼平さん＆小屋敷さんの笑顔。 落ち着いた大人の空間でゆっくりと自由な時間が過ごせる、このお店はそんな所だ。 ドラマーとして30年以上に渡ってビートを刻み続けて来た鬼平さんは、ドラムだけでなく料理の腕も超一級品で、プロの料理人としてのキャリアは長い。 その事実を知ってる人はもちろん、知らない人はとにかく一度このお店に言って何か料理を注文してみてほしい。その味には誰もが納得するはずだ。 また、小屋敷さんの編み出す様々なカクテルにちょっと珍しいビールなど、ドリンク類が充実している事も見逃せない。 「あのサンハウスの鬼平さんがやってる店」として一度行けば、次にはゆったりした空間と料理＆ドリンクを楽しみに二度、三度…と何度も訪れたくなるお店だ。 料金もドリンク類はAll￥500、またFood類もほとんどが￥600と、お手頃な値段で楽しめる所も嬉しい。