シンガポールナイト・プレゼンツ
"土曜の夜はロックンロールパーティー"@ジェリコ

Start 19:25
CRAZYWAX
1. CRAZY WAXのテーマ
2. HOT STUFFl
3. STOP! IN THE NAME OF LOVE
4. YOU CAN'T HURRY LOVE
5. CARNIVAL
6. VENUS
7. CRAZY WAXのテーマ
8. CINDERELLA LIBERTY


9.

<with Sheena & 鮎川誠>
YOU REALLY GOT ME
10. I GOT YOU, I FEEL GOOD
11. FUJIYAMA MAMA
12. YOU MAY DREAM

この日、ジェリコに集まった観客数は最終的には400人近かったという。もちろん、最後は満員御礼でギューギューすし詰め状態!
複数バンドが出るイベントの場合、博多の客足は比較的ノンビリしている。
シンガポールナイト・プレゼンツのイベントという事もあり、ほとんどの観客はCRAZYWAXがトリだと思っていたのではなかろうか?
その予測を裏切って、開始早々いきなりCAZYWAXが登場。
ドラムの坂田"鬼平"紳一を軸に、総勢8名の大所帯バンドだ。
この時点で、会場内はかなりの観客の密度があったが、それでもCRAZYWAXを見逃した人はそこそこいただろう。そんな人達…まことに残念でした!
「土曜の夜はロックンロールパーティー」のイベント名通り、モータウン・ナンバーを中心にとびきり楽しいロックンロールをのっけから連続で聴かせて&魅せてくれたステージだった。
とてもこれがバンド結成以来二回目のステージとは思えない凝ったステージ構成だったが、これで女性三人のコーラスやハモリがより洗練されてくれば、長時間観続けても十二分に音も動きも堪能出来るバンドになっていく事だろう。
後半からのSheena&鮎川誠"最強のR&Rカップル"夫妻の共演は、更に観客も前に押し寄せ、ステージ上も温度がグッとHEAT UPした。この部分は、いらん解説をゴチャゴチャとするより、写真を中心に見てほしい。
盛り上がった共演の4曲は瞬く間に終わり、観客席から明らかに「え?もう終わり?」と物足りない空気が感じられた。
しかし、この日のロックンロール・パーティはまだまだ始まったばかりだったのだ。


DJ TIMEとMACKSHOWの演奏、再度DJ TIMEを挟んだ頃には客数は更に増え、前の方に行くのも困難な状態に。
最後のSPECIAL SESSIONは途中何度かMCやDJから告知されていたので、帰ろうとする客も少ない。
(一部帰った客もいたが、ほとんどはMACKSHOWだけを観に来ていたように見受けられた。確かにお目当てのバンドがあってLIVEに行くのは悪い事でも何でもないが、こういうイベントでは自分の知らないバンドも一緒に楽しまなきゃ勿体ないと思う。第一、MACKSHOWファンであれば尚更、最後のセッションも見応えあっただろうに!)
そんな中、ぼちぼちこの日最後のショーが始まる事を見越して、観客全体がどんどん前に詰めてくる。益々身動きが取れない。
ここ、ジェリコは、ライブハウスで良く見る最前列のちょっと手前にバーがある訳でもなし、観客席とステージの距離がまったくない状態になる。LIVE中、何人かカメラ要員がいたが、皆撮影の移動や場所取りに四苦八苦していた。

そんな中、ステージ上にようやくスマイリー原島が登場し、巧みなMCで観客を盛り上げつつ、一人づつセッション・メンバーを呼び出す。

   

観客どころか登場するメンバー達まで微笑みながら、陽気に和やかに土曜の夜のロックンロールーパーティの幕が開いた。
まずは、鮎川誠(Vo&G), 鶴川仁美(G), 岩川浩二(G), ウエノコウジ(B), 坂田"鬼平"紳一の組み合わせで
『ROUTE 66』『どぶねずみ』(渋い!)を、続けてCRAZYWAXからギターをマイクに持ち替えたTany Holidayが『MUSTANG SALLY』を熱唱しマヤン&タカコもダンスで加わる。
後半、鮎川誠のボーカルで
『BE BOP A-LULA』で更に客を乗らせて、いよいよSHEENA登場で『SUZY-Q』『SATISFACTION』でパーティ終了!
より細かいレポは
上記写真の解説に譲るが、観客の皆を「あぁ、こりゃ良かロックンロール・パーティーやったね!」と満足させれる、楽しい一夜だった。
先日9月29日で店内で山善のアコースティック・ライヴも行ったシンガポール・ナイトは、今後様々な形でイベントを増やしていきたい、との事。もちろん、店内のイベントも少人数で音楽を堪能出来る素晴らしい企画だが、数百人が色んなバンドを観て熱狂し楽しめるこの日のようなイベントも期待したい。

End 23:25


LIVE当日の鮎川誠へのインタビュー、近日公開予定!

<敬称略、文責:hakata-rock.net編集部>