Diary 1998年12月

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1998.12.31(木) 大晦日
今年は大掃除関係が例年になくさばけていた。子供が年々手伝いになるようになってきたことが大きい。
俺は朝から車2台の洗車。長男と次男に手伝わせて午後3時には終了。
夕方から楽勝でみんなで蕎麦を食べて、女房のお節料理作りも21:00頃には完全に終わってしまった。
坊主共は、年に一度の事だから、と何時までも腰を据えて起きているつもりらしい。いつもならとっくに寝せられる時間になっても、余裕でゲームをやって遊んでいる。
実際、年が明けた瞬間も、我が家始まって以来初めて全員が起きている状態で、近所の神社にそそくさと初詣に出かけた。
焚き火にあたって暖をとってから、ゆっくりと話しながら帰路に着く。女房&次男、俺&末っ子、長男&3男のペア3組になって歩いた。
突如、女房が
「こっちが近道!」
と言って脇道を走り始める。即座に長男組が
「しまった!」
と叫んで後を追う。呆然として取り残される俺と末っ子。
仕方がない。俺は末っ子をひっ抱えると大通りを信号の手前で突っ切り、家までまっしぐらに走る。
後ろから
「ずる〜い!!」
との声が…だんだん近づいてくる!これじゃ止まりたくても止まれない。
結局、俺は末っ子を抱いたまま家まで500m以上を全力疾走し、なんとか最初に玄関へ飛び込んだ。
キャッキャッと笑って喜んでいるのは抱かれていて楽だった末っ子だけで、後はほぼ死んでいた。
家に帰ったら女房とビールでも飲み直そうと思っていたが、気分が悪くなってそれどころではなかった。
元旦早々から、夜中に家族で全力疾走…今年もこのバトル路線か、ウチは?
1998.12.30(水) 今年の俺の10大ニュース
歳も暮れなんで、今年の自分を振り返る意味で、今年の俺の10大ニュースをまとめてみた。
では、第10位から!

10 剣道後援会活動
いきなり家庭的なランキングだが(笑)、大変なのヨこれが。
子供を3人やってる手前断ることも出来ず、副会長になったが、後援会に加入している子供だけでも100人近くいて、なぜか役員以外親は何もしないという悪しき伝統があるので、負担が増えまくり。しかも会長ではないので出しゃばって主導権を取るわけにもいかず、フラストレーションが溜まる。
なんか来年は会長だとか勝手に言われているようだが、願い下げだ!もし会長にでもさせられたら悪しき習慣からぶち壊してやる!!
…ふぅ〜、いきなりグチってしまった(苦笑)

bX LIVE回数激増!
いや、悪いのは俺じゃないよ!サンハウスもARBも断りもなしに復活してくれるもんだから…な、そしたら観に行かないわけいかんだろ?…いやそれ以外にも観てるけど、な、お仕事頑張ったし…いや、決して家庭をないがしろにしてる訳じゃないって!…だから、来年はなるべく…いや押さえれるもんは抑えて…でも無理だったらゴメン(以上、言い訳終わり!)

bW 夏期TOKYO OUTSIDER
夏に関東への出張が相次ぎ、2ヶ月の間に計4回、20日間ほど東京に行っていた。
茨城の古河やら水府やら行ったことのない、東京からもえらく離れたところを同日移動とかいう無茶苦茶な行軍を繰り返した。
未だに出張に行くと女房に会いたくなる。こんな時有り難みが分かるから、そういう点では良かった。
あと、色んな友達と知り合う機会も多かった。
日頃ゆっくり考える暇もなくバタバタ働いている俺には、良い時間だった。
(でもあの時はきつかった!…おかげで体重が落ちたが(笑))
あ、ホテルで幽霊とも遭遇したなぁ…(マジ)

bV 心霊体験多発
で、心霊体験だ。
霊感はまるっきりない方で、今までそんなことは皆無だったが、今年になって3回。
しかも夏以降だ。一度は女房と一緒に体験した。
(文字にするのも恐いんで、ここでは詳しくは書かないが)
霊感が変わってきているということか?あまりありがたいことではないような気もするが、俺の中で何かが変わり始めてる時期なのかも。

bU 大物の買い物続く
女房が8月に免許を取ったので、9月に2台目の車を買った。TOYOTAのスパシオ。
昨年の9月にもTOYOTAからTOWNACE NOAを買ってるので、年に一度TOYOTAから新車を買っていることになる。もうしばらくは買えんぞ!
あと、12/21の日記にもあるように、NEWメインPCを買った。
さすがにコイツは速い。
しかし、おかげで金も貯まらない…来年のモットーは「節制」にしなきゃな(泣)

bT 痩せた!
これは21日の日記の通りでございます。ホントに痩せて嬉しゅうございます。

bS ARB復活
ARBが8年振りに復活して4回も観に行けた。
もちろん素敵な事だが、このこと自体以上に、今年はサンハウスと会わせて友人が激増したことは、来年以降の俺の大きな財産だろう。みんな、アリガトね!
もちろん、ARBは来年も応援していきたい。

bR バンド結成
女房と付き合いだして以来15年もバンド活動から遠ざかっていた。再度やることもないだろうとも思ってたが、8月2日の東京出張の折に新宿LOFTでARBのコピーバンド大会を観に行って触発されてしまった。
(こうやってみると、今年のベスト10内の出来事が色々と複合的に絡みあってるなぁ)
単純に「Route'3'Band」と名付けて、良か仲間とARBのコピーバンドをやることになった。
バンドは観るのも楽しいけど、やっぱりやってこそ!やねぇ、と実感する。
しかし同時に、体力の衰えや実力不足を思いっきり自覚してしまう。
来年の2月にLIVEも予定しているので、今年の出来事の中でも来年へ持ち越す一番の宿題やネェ。

bQ (有)サンハウス第一期決算無事終了
昨年の9月に会社を設立して、今年の9月、何とか第一期の決算を終えることができた。
仕事自体は、個人でやってたこととほとんど変わらない。ただ、会社に集中するためあちこちの雇われ役員を1社以外はやめて、集中できるようにはしたが。
大儲けはできないけど、借金もなく、家族全員なんとか喰わせることができたのでまあまあだろう。
しかし、会社のことが1位ではないというのが俺らしいというか何というか…(笑)

bP SONHOUSEの復活!
誰が何と言おうとこれが1位!
「生のサンハウスのステージが観たい!」長年ずっと望んでいたことが現実になった年だった。
もちろん、ARBと同様、ステージを観れたことのみならず、色んな人達と知り合えたこと、そしてメンバーの人達とまで話が出来たことは何ものにも代え難い。
俺の新たなSONHOUSE元年といえる年だった。

こうしてみると、音楽と人に恵まれた一年だった。
凄く大事な人と気持ちの行き違いから気まずくなったりもしたが、それの何十倍もオモロイ連中と出会うことが出来た。ろっかーさん主催のARBファンのML、および前橋さん主催のルースターズファンのMLには、特に感謝したい。沢山の人達と知り合う足がかりになった。
来年は、月並みだが音楽と仕事に恵まれた一年…つまり今年の出来事を足がかりに更にパワーアップした一年にしたいもんだ。
もちろん、家族が幸せであることは大前提で、その上にこそすべてが成り立つようにしたいね。
1998.12.29(火) 業務用年賀状ようやく完成
年賀状案が2度も没になったのは初めてだ。
(というより、2度も没になるような年賀状案を考えたのは初めてだ)
しかたがないんで、イラストでウサギでも書いて業務用年賀状を仕上げることにした。
素人の稚拙なイラストはあまり気が進まない。
ウチのバンドのドラムであるwell中村さんはプロのイラストレーターで凄い腕前だし、高持の里佳ちゃんもつい先日エラクイラストがうまいことが発覚?した。
「下手な絵書いてもネェ…」
などとブツブツ言ってると、
これ以上遅れてどうするの?
と女房からお叱りを受けたのでバタバタ仕上げた。
100枚以上の文面とあて名の印刷に約半日かかってようやく仕上がったのがこれだ。
来年からは11月頃から年賀状に取りかかるか(苦笑)
1998.12.28(月) 抜け殻
サンハウスの打ち上げにも参加させてもらって、昨晩?帰ってきたのが午前2時半。
そのままバタン…できれば良かったんだけど、実は急な客先の呼び出しで、泣く泣く2次会開始直前のベガーズバンケットから帰って来たので、セットリストだけUPして、北九州の客先へ直行した。
で、10時前に帰って来たが、頭が妙に醒えて眠れもしない。
身体はボロボロ。昨晩の興奮の反動で思考能力はゼロ。でも、こんな虚脱感ならOKさ。
1998.12.27(日) 寒稽古、そしてSonhouse Live
23日から始まった子供達の剣道の寒稽古も、この日が締めだった。
朝5時過ぎに息子3人を体育館に連れていき、後援会の副会長をやっている手前、そのまま終了の8時前まで残って60人以上の子供達の世話をする。
これが寒い!今年は暖冬だが、それでも朝は寒い!子供達と違って身体を動かしている訳でもなく、たまに紐が解けた子供を手伝ってやったり、体調の悪い子の面倒を見る程度で、あとは突っ立っておく。
最終日のこの日の打ち上げのブタ汁にほっとして(これも女房達が昨日から作って苦労していたが)、片づけも終わって自宅に戻った9時過ぎから11時半頃まで、夫婦で寝ていた。
気が抜けたせいもあるが、今日はなんてったってサンハウスのライブだ。ある意味、今年もっとも待ちに待った日だ。体力を温存しとかないとね(笑)
そして、いよいよ夕方に出かけた。
…あとは、後日UP予定のライブレポートに詳しく書きます(爆)
1998.12.26(土) 体重
今年10キロ痩せた。正直に言うと、今69.8キロだ。
元々、昨年暮れに体重計に乗って80キロに限りなく近づいていることに驚愕し、このままじゃ地で「池内玄太80キロ」になってしまう!(←これが分かるあなたは…歳が分かる(笑))と慌てたのが最初。
で、シャドウボクシングを始めて同時に飯の量を意識して減らした。あと、1〜2月になぜか夫婦喧嘩が多くて、晩酌が極端に少なかったのも良かった(苦笑)
順調に体重が減って、8月にはほぼ10キロ近くまで減っていたが、夏〜秋の相次ぐ関東出張と暴飲暴食がたたって、2キロ以上リバウンド!
これを救ってくれたのが、ARB仲間のあねごのHPhttp://www.rinku.or.jp/child/で知った唐辛子酢。これで遂に年末には70キロを切ったぜ!実に10数年ぶりだ!!
50キロ以下だった昔には戻るべくもないが、バンドのLIVEを予定している2月の後半までにはあと5キロ、可能なら10キロ痩せたい。
ここで公言して自分を追いつめて、来年も痩せてやるぜ!
だって身体軽い方が気持ちも軽くて動きもアクティブになるもんなぁ。
1998.12.25(金) クリスマスパーティ(その2)
昨日、自分の都合で一方的にクリスマスパーティを延期してしまったので、今日こそは決行しなきゃ行けない(…と、気負って決意するほどのものでもないが(笑))。
幸い、体調は回復に向かいつつある。昨晩の二の舞はゴメンなので、夕食時に酒を飲まず、そのままクリスマスパーティに突入!
長男が司会をし、すでに会場である2階の子供部屋(先日の大望年会といい…すっかりこの場所は宴会場が板に付いてきた)にはこんな進行表も貼り出してあって、子供達はすっかりやる気だ(笑)
ARBの唄を俺がギターで伴奏しながら代わる代わる唄ったり、間々でそれぞれ手品などの芸も披露したりと、楽しい会だった(こんな俺でも家庭的な暖かさは好きだ)。
最後のハンカチ落としは、我が家らしいというか、最終的には「ハンカチ倒し」みたいになってしまった(笑)。
つまり、人数が少ないので簡単に輪を一周でき、オニは誰かにハンカチを落としてもなかなか交代できない。そこで、いつのまにか相手にハンカチを投げつけてもOKになり、ついには相手を引きずり倒してハンカチを服の中に押し込んで逃げ出す、というバトルゲームになってしまった(笑)
親も子も、年上も年下も関係なく、皆必死でこのゲームを一時間近くやっていた。最後は皆ヘトヘトの汗だくでこれ以上動けない状態でお開きになった。おかげで、パーティ終了後さっと寝かせるために風呂に予め入らせておいたのだが、再度汗を流すため全員風呂へ直行した。
来年から、「クリスマスバトルロイヤル」とでも名称を変更するか…プロレス好きの原口くんでも呼んで、実況中継でもやってもらおう(笑)
1998.12.24(木) クリスマスパーティ(その1)
体調が最悪だ。
我が家で蔓延している「嘔吐下痢症」(読んで字の如し。吐いて下り腹になる)が、最後の最後で俺に回ってきたらしい。
病院でブットイ注射を打ってもらって吐き気は幾分収まったものの、その日の外回りの仕事をすべてキャンセルして日中寝ていた。
夕方になってかなり気分が良くなったので、とりあえずクリスマスパーティを開始。ローストポークとワイン&シャンパンで乾杯して腹を満たした後は、みんなでゲームやら何やらやらかそうという予定だった。
ところが、酒はうまいは、朝からあまりモノを食っていなかったで食は進むはで…夫婦共々、とっとと酔いたくって気分が悪くなってしまった。
ヘロヘロになりながら、
「ゲームや歌は明日にしようか?二日連続でクリスマスパーティだ〜」
とか何とか言うと、子供達は
「うん、いいよ!」
と、あっさりOKをくれた。
『やった〜寝れる〜』と思って内心喜んだが、後で考えて見りゃあれはきっとヘロヘロの親を見て無理だと、ガキ共が冷静に判断したに違いない。すまん、坊主共!明日こそは…!!
ということで、その2に続く。
1998.12.23(水) 年賀状案、再度却下!
未だに出来上がっていない仕事用の年賀状の案を考えていると…現実逃避か、PCのデスクトップの壁紙を見ていて、唐突にネット用の年賀状案を思いついた。
いかにもコンピュータを使用した、COOLなデザインを…と考えていたが、これも中々オモロイやないか。ということで、スラスラと仕上がった。
ん?待てよ、これを流用すりゃ仕事用の年賀状も出来上がるじゃねぇか!表現を変えればいいことだ。伝えたいことは同じだし(笑)なんて今日は効率がいいんだ!
さっそくプリントアウトし、意気込んで女房に見せてみたが
「こんな恥ずかしいものお客さんに見せられない」
の一言で再度却下!(爆)
今度のは自信あったのになぁ…

※という訳で、ネット用の年賀状を作成しました。
 「見てみたい」という奇特な方がいらっしゃいましたら、私までメール下さい。元旦に電子メールにて発送いたします。
 ご希望の方には、本日のDialyに書いている没になった業務用年賀状も差し上げます(笑)。
1998.12.22(火) パーティ月間
午前中、女房が末っ子(未就園児)の母親同士の集まり「なかよし」のクリスマス会に出かけていった。
帰ってくると慌しく二階の掃除を始める。午後2時より長男&次男が友達を呼んでクリスマスパーティらしい。結局、子供ばかり総勢十数名が夕方まで、持ち寄ったお菓子の飲み食いやらビンゴ大会で盛り上がっていた。
今月の6日に主にARBのファンが集まって我が家で「大望年会」なるものを開いたんだが、どうやら坊主共はそれに触発されたらしい。
友達が帰った後で「楽しかった?」と尋ねる女房に、長男と次男が
「ウン!」
と大きくうなづく。
「お父さんがやったようなことがしたかったんでしょ?」
と訊くと、ニヤニヤ笑ってこっくりと頷いていた。
それにしても、今月の我が家の来訪者の数は凄い。
これらパーティとは別に、女房の友達が今月で既に二人、これから先の年末に一人遊びにくる。
さらに28日は親戚が14、5人我が家に集合して宴会だ。
ある程度大きな家に引っ越して、我が家に沢山の人が呼べたらいいな、とは思っていたが…俺は楽しいけど結局すべてを一人でやってしまう女房は大変だろう。こういう時は、心底俺の世界一の女に頭が下がる。
しかし、決してパーティ好きのつもりじゃないんだが、人にそう思われてもこれでは否定しようがないね(笑)
1998.12.21(月) 機械との格闘
NEW PCの設定に悪戦苦闘している。
スタンドアローンのプライベート環境で使うんならとっても素敵なマシンなんだろうが、ネットワーク(といってもピアツーピアだが)接続して今までの環境や周辺機器となるべく親和性を保とうとすると、中々うまくいかない。
一応プロを名乗ってる俺でさえこれだけ苦労する(しかも原因が不明なままエラーが出て、色々やってたらよく分からんうちに直ることが多すぎ!)んだから、パソコンが家電になる日はまだまだ遠い。じゃあ、もうしばらくは仕事も食いっぱぐれないってことか?喜んでいいのやら悲しむべきなのやら…。
どのみち、いずれパソコン業界は、市場が広がっても専門家のニーズは縮小していくだろう。結局その時自分が振るい落とされない上流部分に乗っかっていないと…
などと色んなことを考えながら作業を進めていく。
それでもなお、終わりがないかのように不具合は出続ける。
いいかげん再起動の繰り返しに疲れた時、つけっぱなしの仕事場のオーディオから流れて来たのはサンハウスの「だんだん」
♪だんだん だんだん ダメになっていくみたい〜
♪だんだん だんだん 力が抜けていくみたい〜
時々わざと見えざる力が働いたとしか思えないようなセレクトで曲が流れることがある。キクさんにそう言われちゃ…反論できないわなぁ…ハァ(思わず、ふっと一息)
頭がこうも疲れたら、また明日やねぇ。
1998.12.20(日) 問い掛ける
家族で買い物に出かけての帰り、時間も午後8時前になってしまって、車内でほとんど子供が餓死しかけていたので、ちょっとした退屈しのぎをした。
自転車や歩行者を追い抜いていく時に、いきなり窓を空けて
幸せかい?それとも微幸せ(びしあわせ)かい?
と、唐突に話し掛ける。
話し掛けられた方は追い抜いていく車を仰天して、または唖然として見つめる。
助手席の女房は「馬鹿なことやめなさい!」と止めたが、後部座席の子供達はこれに大喜びで、もっとやれと囃し立てる。
子供が喜ぶとやり続けるしかない!と言ってやり続けていたら、そのうち女房が
「これ以上訳の分からないことを外に向かって問いかけたら晩御飯抜き!」
と言い出した。
「分かった。問いかけはしない」
と言って、ちょうど信号待ちしていた歩行者に、窓を空けて
「紹介します。ウチのオニババです」
と言ったら、女房はその日寝るまで口を聞いてくれなかった…トホホ、ごめんなさい(泣)。
1998.12.19(土) New PC参上!
PentiumU450Mhz♪
HDDは今までのメインマシンとネットワークで結ぶから6.4GBでOK♪(会わせて13GB!!)
RAMはとりあえず128MB♪
3Dゲームもバリバリ動く♪
サウンドボードは64BIT♪
マウスはワイヤレス♪
貯まってたPCショップのポイントを使ったから、支払い額はたったの¥21,000也♪
これで仕事もバリバリだ!!♪

…と、浮かれ気分で会社用のNew Main PCを買ってきた。
が、結局最初に環境整備したのはバーチャファイターやインカミングなどの3Dゲームだった。ジョイスティックを駆使してゲームしまくる4人の息子達に、今日は一日まともにマシンを触らせてもらえなかった…トホホ(苦笑)
1998.12.18(金) 老けた身体に鞭打って
バンドの練習の次の日は、いつも身体の節々が痛い。
考えたら、何時間も立ちっぱなしなんてことは日頃ないわけで、それに加えて腹筋と肺活量が必要なボーカルだ。いつもの不摂生のお返しがこういうとき一気にやってくる。
これで仮にパートがドラムだったら…確実に死んでるな。でもダイエットにはいいかも(笑)
東京のバンド、太陽産業のドラムの信号さんは痩せて長身だが、彼がタイコ叩くの止めたら太るんだろうか…?
1998.12.17(木) 報復
仕事中、カッターを使っていて、うっかり右人差し指の先をスッパリ切ってしまった。
指先の丸みの部分をすっぱりカットした感じ(後で見つけたが、机の上に真ん丸い形で切り落とした指の皮が貼り付いていた)。
慌てて女房を呼んで、血止めの処理をしてもらった。
「あーあ…痛かろう」と言って処置をしながら、ポツンと一言、
呪いよ
「はぁ!?何言ってるんだお前?」
「きっとスフィンクスの呪いよ!年賀状で首切ったりするから…」
…お前、シャレにならねぇよ!マジでちょっと恐いじゃねぇか!
1998.12.16(水) 年賀状案、却下!
仕事用の年賀状作成をやろうと思い、まず図案を決めた。
1999年の世紀末だから…砂漠に荒涼と立つ立体的な「1999」の巨大文字。そこからマンガ風イラストの元気なオヤジ(俺)がこちらに向かって勢い良く走って来る。コピーを「世紀末にサンハウス、駆ける」と大きく入れる。そして遠景にはっきりとサンハウスのロゴ…うん、イイジャン(←自画自賛)
3Dの立体文字をエフェクトツールで作って砂漠の背景と合成することにする。
砂漠の写真をPC用素材の中から探していたら、ピラミッドをバックにそびえ立つスフィンクスの写真があった。
スフィンクスの首部分だけを消すと上手く立体文字の台座になりそうだったので、シコシコと首を消して背景の雲に置き換えた。我ながら見事な消し!自然な雲!!
さていよいよ文字を合成♪…という所で、家内がコーヒーを持って部屋へ入って来た。
「お、見ろよ!コラージュ上手かろうが!!」と自慢げに言うと
「…こんなもの、消しなさ〜い!!
何故!?と問い返す俺に
「会社の年賀状に首チョン切った写真使ってどーすんのよ!こんな縁起の悪いモノ使おうとして、何考えてるの!?」
「い、いや…世紀末の時期にだな、荒涼とした場所から有限会社サンハウスが…」
という、俺の釈明にも
「サンハウスは年の初めから荒れ果ててるとしか思われないでしょ〜が!!」
…そう言われればそうとも取れるような気が…(汗)
で、半日以上かけて作成中だった下絵は即刻ゴミ箱行きとなった。
あ〜ぁ、また明日、一からやり直しだ…トホホ。
(それでも女房には逆らえない(泣))
1998.12.15(火) 年末行事
毎年、年賀状がギリギリまで出来上がらない。友人用、仕事用、各子供の分…と枚数と手間ばかりが年々増えていく。
大掃除も終わらない。「年末にやろう」と思って残しておいたやっかいな業務書類の整理など、結局手が回らずに次年度に持ち越しになる。
ところが、今年は例年と違う。
知人用は子供だけの集合写真にしたので、カメラ屋任せ。子供達は手の掛かった去年(それぞれ手書きのポケモンと本人の写真を合わせてコラージュした)と打って変わってイモ判で出すという。仕事用だけをあと二週間で作ればいい状況だ。
大掃除も、既に終わってしまった。2年前にここへ越してきて以来、初めて仕事環境がすっきり整備された。
ただ、今年はいろんな友人と知り合い、テープ交換を始めたので、それだけが残っている。結局やることが変わっても年末の忙しさは変わらない(苦笑)。ダビング作業は苦痛より道楽でやってるのが例年と違う点だ。
1998.12.14(月) 四男との会話
仕事中に一息入れにリビングへ行くと、末っ子の四男が何やらコブラのようなオモチャで遊んでいる。
子供の頃、どこの駄菓子屋にもあった、蜘蛛や地虫のオモチャの類のアレだ。
「いぃなぁ、コウちゃん、それお父さんに頂戴」と言うと、彼はじっと考え込んでいる。
「うーん、どうしようかなぁ…欲しいっちゃろ?これ…うーん…」
答えが出たのだろう。やがてパッと頭を上げると、俺にこう言った。
「やっぱりあげない!どうせやってもお父さんこれで遊ばんで飾っとくだけやろう?」
4歳児にオモチャの楽しみ方を指摘されてしまった…。しかも的を得ていて、言い返せない(笑)。
1998.12.13(日) 家内実家からの帰路にて
家内の実家で食事をしての帰路、21:30頃に峠の下りで後ろからやたらと煽って来るセダン。ずっとベタ付けしてライトを上げたまま貼り付いてくる。
信号で止まったので、運転席から降り、セダンのドアを蹴り飛ばして窓をガンガン叩く。ヤンキー風のカップルが車内で目を丸くしている。
「あなた達に煽られたのが原因で、仮にウチの車内の子供達が怪我をしたら地獄の果てまで追っかけてあげるよ」と言った意味合いの事を、彼らの言語レベルに合わせて分かりやすく説明してあげると、分かってくれたようだ。二人して頭を下げて謝ってくれた。
事が済んで助手席の家内が「…もう気が済んだでしょ。あまり無茶しないでね」と言う。
結局相手を殴らなかったことが、ちょっと残念だった。



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