『現金争奪！元祖BAND BATTLE』の予選最終日は、学園祭のノリをそのまま持ち込んだかのようなshy-beeが勝ち抜き、6/17の決勝ステージに駒を進めた。
すべての日程は無理だったがこのBAND BATTLEを４日間通して見てきて、"今"の博多のROCKとは何かを考えさせられた。
流行りモノや売れ筋のROCKバンド…175Rやスピッツ、ジャニーズ系のアイドルバンドの影響など色んな影が見え隠れする。しかし、それのどれもが模倣には終わらずオリジナリティを模索している姿勢を感じた。
別にめんたい系だけが博多ではないし、だからといってそういった色を払拭する必要もなし。
「これぞ博多！」というカラーすらも必要ではないのかもしれない。とにかく色んな音楽がゴッチャになってひしめき活況を呈している。そんな中から宝石が幾つも産まれる…そう、博多はロックの宝石箱のような街であってほしい。たとえ最初はただの模倣でも（どんなに偉大なバンドだって、一番最初は自分達のアイドルのマネから始まったはずだ！）やがてお互い磨き合って誰とも違うオリジナリティを得る事が出来るバンドが、こういったイベントのステージから産まれるかもしれない。
だからこそ、明日の博多のROCKの指標を見届けるために、6/17にBEAT STATIONで行われる決勝ステージをこの目で見て来ようと思う。
どのバンドが優勝するか…自分なりに目星は付けているが、そんな目星をいい意味で裏切ってほしい。
バンド一つ一つが、そして博多のROCKシーンそのものが一皮剥けて行く様を当日観れる事を期待している。
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