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1999年 9月

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1999年 9月
1999.09.26(日) 優勝セールの天神
単純でお祭り好きの博多んもんは、みんなこぞって優勝セールじゃ〜!ということで、我が家も優勝セールへ天神に繰り出した。
まず手始めに天神のショッパーズダイエーに行って、それから岩田屋、大丸、と順次巡って行く計画を立てていたが…最初のダイエーだけでヘロヘロになって挫折して昼過ぎに帰宅した。
人出は凄かったものの、三越のオープン時ほどではなかったように感じたが、あの時はちょろっと入っただけで10分ほどで出た。
それに較べ、この日は朝から3時間以上人の波に揉まれてもうヘトヘト。
(次の日の新聞発表によるとこの店の人出は通常の日曜の11倍!売上は5倍だったそうだ)
これに懲りずに、ダイエーが日本一にでもなったら、また優勝セールに行くんだろうなぁ(苦笑)

1999.09.25(土) 濃い日
朝から北九州へ仕事に出かけた。夕方にようやく帰宅。疲れた。
TVでダイエーの試合と優勝シーンを見た。家庭内にわかファン状態。ライオンズファンの俺も何故か嬉しかった。
緊急家庭内会議により明日天神の優勝セールへ繰り出すことが決定された。家庭内総おのぼりさん状態。
広島の旧友から「ダイエー優勝おめでとう」と電話がかかってきた。久々に声が聞けて嬉しかった。ダイエーありがとう。
女房の叔父からいきなりインターネット始めたからとe-mailが来た。ビックリした。
家族全員でヒッチコックの「鳥」をビデオで観た。ドーンと疲れた。

1999.09.20(月) PC98昇天
クライアントのPCが不調とのことで客先へ。
経理データ一切が入っている大事なマシンなので、先ずは午前中一杯かけてバックアップを取る。その後色々とやってみたがどうにも修復不能なほど動作が不安定なので、フォーマット…失敗。途中からフリーズして先に進まない。ハードディスクが逝っちまったか?
何度か繰り返してようやくフォーマット完了し、Windows95のインストール。難なくそれは終了して再起動…2度と立ち上がらなかった(涙)
メモリの読み込みから一歩も進まない。他のハードディスクに換装してみても結果は同じ。この症状は今までに何度も見ている。マザーボードがイカれたと見て良い。
結局、マシンを持ち帰って再度点検、どうしてもダメなら新規購入(マザーボードを換装する位なら買い換えた方が後々良い)してもらうよう説明して帰って来たが、再度このマシンが起動することはまずないだろう。
結果、滑り込みセーフでデータのバックアップが間に合ったことが唯一の救いだが。

実はこのマシン、4年目のPC98なんだが、この時期にNECを購入したクライアントはあちこちで故障or昇天が相次いでいる。
確実に言えるのは、もっと高価だった昔のパソコンに較べて中身の部品一つ一つが安物で壊れやすいモノになっている、ということ。
俺がサラリーマン時代にフィールドSEをやってた頃のオフコンは、増設RAMメモリが8MBで20万円もした。ただし、メモリの不良なんて事はまず考えられなかった。高価にして堅牢、そういうイメージがあの頃のオフコンの部品。
パソコンはオフコンほどではないにしても、高価だった。そしてその価格に見合うだけ頑丈だった。我が家の初代パソコンであるPC9800FAは未だ子供のゲーム専用機としてフリーズも皆無な状態で動作している。
今は確かに機能も高い(その高機能の中には使用するにおいて思いっ切り無駄な部分も数多いが)し値段も安い。しかし、大量生産=乱雑で安かろう悪かろう、という風潮になっている。
思えば国民機と胸を張っていたPC98の品質が落ちたのは、健さん&タッチおじさんの富士通シェアが急激に拡大した結果PC98シェア率が50%を割った時期に重なるように思う。価格競争に身を投じた瞬間、品質を犠牲にしたのか?
もちろんNECだけが故障が多いのではない。今のパソコンは、どこも大同小異で性能も動作品質も低い。
(特に先日iMacの類似商品としてついに差し押さえの出た某メーカーなんか、PC自体の質もサポートのレベルも最低だ!)
OS自体不安定でソフトにも相性が合ってハードの品質が低いので、動作不安定の原因を調べるのも一苦労だ。冗談抜きでコンピュータトラブルを解決するための専門職があってもいいと思う位だ。

ということで、当社の受注がまた一つ増えたのだった。会社としては喜ぶべき事だが、業界全体がこんな短命な品物を売り続けていいのか?と疑問を感じる。

1999.09.18(土) 藤永帝国の逆襲
俺達Route"3"Bandのベーシストである藤永さんがVAIOノート片手に我が家に来た。
PC談義に音楽的嗜好の話、漫画の話と色々やって夕方に帰っていた。
珍しくこの顔合わせでノンアルコールの日だったが、やっぱり話の内容は濃かったのだった。
あ、でもバンドの話はほとんどやってないような気が(爆)

1999.09.17(金) にわかファンのGo!Go!Horks!!
この忙しい時期に野球観戦へ。急にお誘いいただいたが、そりゃ喜んで行くさ。仕事関係の付き合いといえど気楽な顔ぶれだし(笑) Sさんはいつも誘ってくれて、ホンマに有り難い!
どうしたことか世紀末だからなのか、今年はダイエーが優勝しそうな勢いなので、福岡ドームも盛り上がりまくり。通常平日のロッテ戦じゃこんなに客も入らないだろうに、チケット売り切れらしい。まったくお祭りと強いものが好きな福岡らしい盛り上がりだ。
ということで、今や立派な博多んもん?である俺も、西武ファンであることを忘れてゲームを楽しんだ(笑)
観た場所はホームランボックスで、内野席と同様、通常は応援で騒ぎもせずにゆっくり観る場所(要はLiveで言えば3階席みたいなもんだ)なんだが、この日は球場内一丸(除・ほんの一部のロッテ応援団周辺)でずっと応援しまくり状態。
しかし、こりゃいくらなんでも相手チームはやりにくかろう。ほとんどプロレスの悪役状態。もしくはボクシングの世界タイトル戦の外国の選手(笑)
相手がホームラン打っても、「Nice Batting!」とアナウンスとロゴだけの静止画がスクリーンに表示されるだけ。それがが、ホークスがホームランを打てば華々しいファンファーレと共に「ホ〜〜〜〜ムランッ!!」のアナウンス、鷹がグランド上に飛翔する凝ったアニメーションのスクリーン画像に、とどめはストーンズのLiveばりのハリー(ホークスのマスコットキャラ)の巨大風船人形がバックスクリーンから煙を噴きだしてムクムクと起きあがり、応援席から響き渡る観客の「♪玄界灘の潮風に〜」の応援歌に合わせてスイングするお祭り騒ぎ。
この日のゲームもシーソーゲームの末、最後は井口のサヨナラヒットで花火にレーザーショーで観客大喜び。いやぁ〜楽しかった!…俺ばかり楽しんでいないで、来年こそ家族も野球に連れて行こう。

1999.09.16(木) 武道具屋とコンピュータ
来月の町内少年剣道大会の参加賞を注文に、行きつけの武道具屋へ行った。
インターネットの設定がどうこうと奥からチラリと聞こえて来たので、
「パソコンやられてるんですか?」
と訊くと、会計や販売管理用にMacを購入したが税理士事務所の指導がお金がかかるばかりで今一つ要領を得ない、と言う。
んじゃ一つ良か所を紹介しましょう、私も同席しますし、私が担当で指導してもいいですよ、という感じで何故か仕事の営業を1件こなしてしまった(笑)
まったく自分が予想もしない所で仕事の話が出るなんて…苦労して後援会の会長してるんだから、たまにはこんなことがあっても良いよね!
(その後、その店の奥さんとひさみですっかり伝票入力の苦労話で意気投合してすっかり盛り上がっていた(笑))

1999.09.15(水) レインボーマンを探せ!
ひさみが幼稚園のバザーでガチャポンを大量に購入してきた。通常1個¥200が¥50で、閉店間際には¥10になったらしい。しめて14個。
もっとちゃんと種類を見て買ってこいとか、この数じゃ3で割ったら俺が2個しか取り分がないとか散々文句を言った割には嬉々として選んだ。(笑)
その中のキャシャーンや怪傑ズバットなんかに混ざってレインボーマンも何体かあった。子供達が「これ、どんなヒーロー?」と訊くので、インターネットで検索してオープニングテーマと変身シーンのムービーをダウンロードしてやったら大喜び。
そう言えば、ウチの何処かに映像のビデオがあったような。
(我が家には何故かその手の特撮ヒーローものやアニメのダイジェストビデオがいくつもあるのだ)
子供達も観たいというので、とりあえず順番に早送りで探してみようということになったが、これが間違いの元。
「あ、変身忍者嵐だ」「怪獣王子だ」「七色仮面も」「これは忍者キャプター」と次から次に出てくる映像に子供達(と俺)は釘付け。
「こんなのいちいち観てたらいつまで経っても探し出せないでしょ」と呆れていたひさみも「ハイジとクララのシーン、懐かしい!ここは観る!!」などと言い出す始末。
ビデオの中には古い「怪物くん」が丸ごと一本入ってたり「ギララ」「ガッパ」等の旧作怪獣映画の予告編特集があったり(当然飛ばさずに観た)、でさっぱり検索は進まず。結局、約3時間近く、数本探したところで見つからなかったので探すのは諦めることにした。
目的のモノは見つからなかったがアナクロヒーロー映像の大行進を観て、映画一本観るよりずっと疲れた。
ヨガの眠りとシネシネ団のテーマは是非とも子供達に観せてやりたかったのだが(笑)
こうして我が家の貴重な休日は過ぎていく…
(後日、この日の後遺症?で無国籍ウェスタン調大炸裂で思いっ切りワラカシテくれる「怪傑!ズバット」のビデオまで借りてしまった…)

1999.09.14(火) ハイテクブルーカラー
週間アスキーの岩戸佐智夫氏の連載の中にあった言葉。このフレーズ、気に入った。
ホワイトカラーやらコンピュータ技術者やらSOHOやら、世間一般ではスマートな仕事形態の代名詞のような仕事をしてるはずの俺だが、実際はスマートとはほど遠い。テクノストレスに深夜・休日残業、おまけにマシンの搬入で日々肉体労働だ。何の事はない、ハイテク産業の陰に隠れたブルーカラーに過ぎない訳で、これからはそれを自覚して、額に汗してオマンマが食えるように稼ぐとしよう。
(誤解なきよう言っておくが、決してブルーカラーを蔑視してホワイトカラーが優位と思っているわけではない。むしろ、自分の肉体を使って稼ぐブルーカラーとそれを実行できるガテン系の仕事に憧れすら感じている。それが証拠に、俺がもっとも尊敬する目上の人物は、大工をやってる女房の父親だ)

1999.09.10(金) 町役場のお仕事
町役場からPCの仕事の依頼。こういうのを地域密着型の仕事というのか?(笑)
打ち合わせに役場まで出向くと、横では良〜く知ってる某氏も噛んでるPCが稼働している。
こんな所で仕事上の接点があるなんて、世の中はとことん狭いね。
とりあえず地元の仕事は取っておいて損はない。大手の他社に負けないようにガンバッテ見積もろー!

1999.09.09(木) 9999
「9が並ぶ日」ってことで、Y2K(2000年)問題の前哨戦扱いでマスコミが騒いでいる。
数字に置き換えると"199999"となってコンピュータでは最大値または終端を表す9のぞろ目なので、コンピュータが日付ではなく終端値と判断して誤動作を起こす危険性がある、というのがその根拠なのだが、まったくもってウンザリBabyだ。
この話には二つ欠陥がある。
 1."1"の数字は何処に行ってしまったのか?ゾロ目が数値内の一部に揃った位でコンピュータは勝手な勘違いはしない。
 2.日付を数値に置き換えても正しくは"19990909"で、9のゾロ目とはならない。
   "0909"を"99"と略すシステムも無いわけではないが、通常のプログラマはほとんど使用しない。
   仮に略すシステムを使っていてもちゃんと日付と理解するはず(だってそういうシステムだから(爆))

新聞もTVも、この問題の何がまずいのかはロクに説明せずに「コンピュータが誤動作を起こす可能性があるので…」という論調で騒ぎ立てている。
(結局、後日この日に何か誤動作が起きたという話は聞かなかった)
多分、報道する側自体が問題の本質をよく理解していないのだ。他社が騒いでるからとりあえずウチも…という便乗体制でしかない様に思われる。
そういえば先日、大ベテランの公認会計士の先生が「2000年問題について、いくらTVや新聞を見ても問題点が理解できないので説明してくれないか」と言ってきた。つまり、マスコミはこんな偉い先生だって理解できない説明しかしてない、という事だ。

パソコンが急速に浸透し、インターネットが一般家庭でも導入されつつあるが、その割にコンピュータは未だどこかブラックボックス扱いのところがある。
コンピュータやインターネットを使った犯罪は必要以上に大きくクローズアップされ、何かとヤバイモノ扱いだ。
もちろん良い事づくめばかりではないのは重々承知しているが、それにしても本質を理解せずにマイナス面や危惧面ばかりがクローズアップされた歪んだ報道がされている気がする。
確かにY2K問題は誤動作の可能性が高いし実際の対応も必要だ。それにしても本質を見ずにただ「やばいぜやばいぜ」と騒ぎ過ぎだし、ましてやたかがゾロ目が揃う(というか本当は揃いもしない)"9999"問題の過剰報道に関しては怒りすら感じた。

1999.09.07(火) 風よ吹け(幼稚園版)
朝、いつものように巧樹を幼稚園に連れて行ったひさみが帰って来るなり俺の部屋へ来て嘆き始めた。
「なんであんな風な子になっちゃったのよ〜」
どうした、問うと…
幼稚園の門の所まで行った時に、急に雨が降り出した。と、突然巧樹が唄い出した。
「♪雨よ降れ降れ雨よ降れ〜 俺をどこかへ流しておくれ〜」
ひさみが慌てて
「…幼稚園でいきなりそんな唄い出さないの!」
と言うと
「♪風よ吹け吹け風よ吹け〜 俺をどこかへ飛ばしておくれ〜」
と再度唄い出したそうだ(笑)

「…良い育ち方してるじゃないか!」
と俺が言うと、ひさみに思いっきり睨まれた(笑)

1999.09.03(金) トラブル
珍しくクライアントと揉めた(以前、Ctrl+Alt+Delに付箋を貼っていた客だ)。
俺に言わせれば、素人の訳の分からん言いがかりでしかない。
ここでケツ捲るのは簡単だが、訳ワカラン素人に分からせるのも俺の仕事だ。自分でケツ捲る癖つけちゃ良くネェや。これはきっと神が俺に与えたもうた試練なのだ(ちなみに無宗教だが(爆))。
もうちょっと踏ん張って乗り越えてみることにしよう。ケツ捲るのは何時でも出来るしな。




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