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不定期日常記録簿 |
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![]() もう2週間以上にもなる…とひさみが溜息をつく。 家族全員がそれぞれ嘔吐下痢症にインフルエンザにかかり、おまけに俺と志朗が花粉症と来たもんだ。 家の中が色んな病原菌に溢れてやがる。 ウンウン唸りながら時折トイレに駆け込むことを繰り返す奴がいる一方で、熱がある割には妙にハイな気分になってペラペラとクダラン冗談を繰り返す奴もいる。平日なのに家族全員で昼飯を食うことにももう慣れてきた。 ひさみの方は自分が体調が悪くなっても家事をこなさなきゃいけないのは何も変わらない。吐き気がするのを押さえながら家族6人分の夕食を用意する姿はさすがに可哀相。 が、日頃家事をまったく手伝わないでしかも寝込んでいる俺に何ができようか?頑張れ!ひさみよ。どんなに辛い夜でも必ず夜明けは訪れるものなのだ。 (↑我ながらこの上なく無責任) |
![]() 「そこどけ!」ものすごい勢いでキッチンに飛び込んできた。 何かを洗いたい?何かこぼした? どこに?スーツについた? 一瞬のうちにいろいろと頭をかすめたが、とりあえず手はキッチンの物を手早く片付けた。 と、いきなり目を洗いだす。 ん?虫でも入った? 一息ついたところで、「シェーバー用のオイルをさした」と… どうやったら、目薬とオイルが間違えられるのか????? 彼の人生、誤った目薬を差したのはこれで2回目! 1回目は、まだとても小さかった巧樹に、肌荒れする皮膚のローションを点眼。 賢い巧樹は、いつもつけている薬だと言おうとしたようだが、父の方が早かったようだ。 この時は、激しい痛みがあり時間内で眼科も開いていたため、すぐに洗浄、事なきを得た。 で今回、7時過ぎのためどこの眼科も連絡がつかない。 痛みがないとかで本人はケロッとしている。 目のトラブルではいろいろあった私は失明しないか、気が気ではない。 電話を片手に近隣の眼科数件に電話…応答はない。 そこで思いついたのは救急病院。 「夜間診療」の救急病院。案の定、夜間ではないので応答無し。 で、救急の千鳥橋病院。ココは息子達が小さい頃、何度となくお世話になっている。 状況を説明すると眼科治療がないという…そうですかと電話を切ろうとすると、医療の情報サービスについて教えてくれた。 早速、そっちに電話。話し中で何度かけてもかからない。 私は今にも「あ!目がかすんできた」とか言いそうで冷や冷や… 何度目かにつながった。 また状況の説明。37の男が目薬を差し間違えるなんて…私の方もちょっと冷静になってきた。 ところがあちらの返事は眼科の時間外診療は無いとのこと。 大学病院に行きますか?ときた。えーーーー! 基本的な誤点眼の処置を聞いて、今の目の状況を説明すると、「ちょっとこのままで電話を切らずに待っていてください」と言われた。 ほんとに随分時間が経った。 すると一軒だけ電話で応対してくれる眼科があったとのこと。それをずっと調べていて話を付けていてくれたようだ。 その方の話では、自分は専門家ではないので、直接専門である眼科医に相談して、対処してくださいとのこと。 そのためにあちこちの医院に当たってくれていたの? 改めて、電話の待ち時間の間の、この顔も名前もわからない方の苦労がわかった。 お礼を言って、即、眼科に電話。 名前だけで話が通じる。 …結果、今の状況で眼科に走り込んでくることはないということ。専門の眼科医に言われていれば、ほっと一息。 なんとも人騒がせな大人だ!! おかげで夕食のレバーの生姜煮の味見もままならなかった… |
2002.2.3(日) バトル豆まき2002 さぁ、今年もやってまいりました中倉家恒例の豆まき行事。毎年子供の体格が大きくなると同時に福軍・鬼軍双方ともHEAT UPしてドンドン凄い事になってきておりますが、はたして今年はどのような阿鼻叫喚の場が繰り広げられるのありましょうか? おぉっと、早くも両軍の布陣が決まったようであります。 福軍は母親を先頭に次男・末っ子。 対する鬼軍は父親に長男・三男と、体格から言えばこちらの方がやや有利か。 今年は奇しくも父親似・母親似と言われている子供別に別れたようです。闘いに熱くなる福軍vs知略という名の姑息な手を得意とする鬼軍です。 例年、両軍共陣営にメンバー異動はあるのですが、毎年固定は父親と母親。それは本年も同じです。 固定理由は父親は福に似つかわしくない、母親が鬼であったら強すぎる恐ろしすぎる、以上子供達からの現場インタビューによる証言です。 両軍のお面ですが、ここ何年も子供達の手作りによる力作が制作されておりますが、今年のテーマはガンダム関係でまとめられたようです。ゴジラだとか色々意見が出ましたが、父親が数日前に買ってきたPS2用ソフト「リアルロボットレジメント」が家庭内で大ブレイク中のため、最終的にはガンダムでまとまったようです。 あぁガンダムで良かった本当に良かったと心中秘かに胸を撫で下ろしているのは両親。なぜならそれまでは意見もまとまらず正月以来家庭内マイブームがロングラン中のインド映画「ムトゥ」になる危険性があったからです。場合によってはムトゥやら森の妖精やら悪い叔父さんやらのミョ〜なお面を付けなければいけなかったかも知れない。嗚呼良かった本当に良かった。 さぁ、そんな両親の心中にはお構いなく早くも家中の窓が開け放たれ、開始のゴングが鳴りました。 まずは2階の子供部屋での福軍からの先制攻撃で幕を開けました。おっと鬼軍には何か作戦があるようです。一斉に末っ子に向かって集中攻撃だ!確かに戦力的に最も弱い所を突くのは戦いの常道ではありますが、とても家族同士での仕打ちとは思えない姑息さ。正に鬼にふさわしい戦法です。 しかし、ここで鬼軍は読みが浅かった。今年の福軍のメンバーは一度頭に血が上ると手が付けられない連中ばかり。しかも団結力は鬼軍よりずっと高いぞ。案の定、開始早々切れた末っ子、奇声を上げながら怒濤の反撃、それを見た母親と次男もそれを援護射撃! カウンター・アタックには成功したものの予想外の反撃に慌てた鬼軍、早くも陣営が崩れ始めました。戦いは局地戦の様相、家庭内の各所で小競り合いが繰り広げられております。 おぉっとなかなか盛り返せない戦況に業を煮やした父親がどうやら数粒づつを母親のオデコに集中してぶつけ始めました。しかも他の鬼と闘っている隙を狙ってのピンポイント攻撃です。それを見た子供達もそれに追従するぞ…さぁ!母親がキレたキレた!他の福もまた集まってきて援護射撃!鬼軍またも押されております。まったく学習能力がありません。父親に至っては17年以上も連れ添ってきて相手の性格をまったく読んでいない。タダのバカです。 たまらず鬼軍は2階の他の部屋へ移動しながら反撃を試みるが福軍の勢いは止まらない!階段を駆け下り階下へ逃げる鬼軍、追う福軍。 おっと!階段を下りた途端、福軍への鬼軍の集中砲火です。あまりの攻撃に階段を下りきる前に進撃をまったく止められてしまいました福軍。そうか、この手があったか。考えてないようで考えていたのか鬼軍! …イヤ!攻撃の手が止まりました。どうしたんだ…何と弾切れのようです。集中砲火は良いが勢い良すぎてとっとと弾切れしてしまったようです。すかさず福軍が進撃を再開しました。やっぱりツメが甘い鬼軍。先ほどのお返しとばかりに集中砲火。鬼軍は階下の廊下からキッチンや仕事部屋へと散ってゆきます。 おや、子供鬼達に豆をぶつけながら進軍する福軍の後をこっそりと父親鬼が…これは何と!豆を拾っているぞ!子供鬼を囮にこぼれた豆を次々と回収してまんまと弾を補充している。どこまでも姑息な父親鬼だ。そこには親子の情愛も何も存在しない。勝利のみがすべてだ。さぁ、これに気付いた長男も退散するフリをして後に回った。囮は三男だ。回収は大柄な二人だ。小柄な三男に集中砲火。豆は辺りに飛び散りそれを拾っては投げ拾っては投げ。気のせいか末っ子福にばかり投げているような。弱い者イジメの図式が家庭内で再現されているぞ。 これに福軍の次男が気付いた。正義感も勝負魂も中倉家随一の次男、豆を投げつけ…嗚呼、元は自分の物であった拾い集めた豆の反撃に遭っています。父親&長男vs次男。気の強い次男もこれではタマラナイ!母親が援軍に駆けつけるとサッと逃げる。その隙に三男鬼が末っ子福に攻撃…ここに来てようやく力の強弱関係を上手く利用した姑息な戦法が効を奏したか、徐々に盛り返しております鬼軍。 しかし、末っ子福の劣勢を見かねた母親福が三男鬼を攻撃し始めました。またもや矢面に立たされる三男鬼。何故か大柄な鬼二匹の姿が見えない。 と!いきなり窓の外から福軍に向かって豆が大量に飛んできた!またも三男を囮に鬼軍は一旦外に出て屋外から攻撃をしかけて来た模様です。いつの頃から鬼は追い出されても屋外から攻撃および再度上陸もあり、福は屋外までは追えないという不文律が出来ているため、鬼が一旦外に出ると戦略によっては鬼に有利になりがちな展開にもなります。今年は人身御供の三男鬼を使ってその作戦の連続で攻撃を仕掛けております鬼軍。 が、勝負感の強い次男を中心にうまく待ち伏せて福軍は鬼を再度屋内に寄せ付けません。鬼軍も攻めあぐねています。いま勇敢に三男が玄関から飛び込んで…ダメです。先ほどのお返しとばかり末っ子の反撃に遭っています。そんな中、またも大柄鬼二匹の姿が見えない。 あ!二階です。なんと外階段を昇って二階のベランダから侵入を試みています。これはかってない試み。場合によっては内側から逆に福を追い立てることも可能か?喜びを隠しきれず笑みを満面にたたえて屋外の暗闇を進行する二匹。もはやベランダは目前…その時! なんと二階の窓際に次男が待ち伏せていました。屋内に散乱している豆を予め拾い集めていて集中砲火です。勝利目前かと思われた時の反撃に体制は大きく崩れ、一転二階の屋根伝いに敗走の軍となってしまいました。もはや成すすべなく豆の攻撃を浴び続ける長男を楯に父親は地面に降り立ちます。そこで目にしたのはもうボロボロ状態の三男。母親と末っ子が勝利の雄叫びを揚げております。 ここに来てようやく決着がつきました。今年も福軍の勝利です。ひょっとして単純に母親がいる方がいつも強いんじゃないのか?という毎年思いつく疑問が頭をよぎりましたが時既に遅し。 こうして中倉家のバトルは今年も無事?幕を閉じました。それでは、また来年お会いしましょう! |